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60代・70代でゴルフは何が変わる?体・スコア・楽しみ方のリアル【シニアゴルファー入門】

この記事の目次
  1. 60代・70代のゴルファーは、いまゴルフ界の中心です
  2. 体はどう変わるか ── 5つの変化
    1. 1. 柔軟性と可動域が落ちる
    2. 2. 筋力、とくに下半身と体幹が落ちる
    3. 3. 回復に時間がかかる
    4. 4. 暑さに弱くなる
    5. 5. 目と平衡感覚
  3. スコアはどう変わるか
  4. 楽しみ方はどう変わるか
  5. 長く続けるための3つの原則
  6. GOLF100 の使い方

「最近、飛ばなくなった」「ラウンドの翌日がつらい」「夏はもう無理かもしれない」。60代・70代のゴルファーから、こんな声をよく聞きます。けれど、ゴルフはやめなくていいスポーツです。体の変化を正しく知って、やり方を少し変えれば、80代・90代で元気にラウンドしている人はたくさんいます。

この記事では、60代・70代で「体」「スコア」「楽しみ方」の何が変わるのかを整理し、GOLF100がこれから詳しく解説していく記事の全体像をお伝えします。

60代・70代のゴルファーは、いまゴルフ界の中心です

日本のゴルフ場参加人口は2024年で約480万人(レジャー白書2025)。減少が伝えられますが、年代構成を見ると60代・70代が約半分を占め、ここ四半世紀で最も増えたのは70歳以上の層です。つまりシニアは「少数派」ではなく、ゴルフ場のメインプレーヤー。それなのに、雑誌もウェブも若い人向けの情報ばかり──GOLF100は、その空白を埋めるために作りました。

体はどう変わるか ── 5つの変化

1. 柔軟性と可動域が落ちる

肩甲骨・胸椎・股関節の可動域は加齢とともに狭くなります。若い頃と同じ「大きなトップ」を作ろうとすると、動かない胸椎の代わりに腰が回り、腰痛の原因になります。可動域に合った小さなスイングに切り替えることが、腰を守りながら再現性を上げる近道です。

2. 筋力、とくに下半身と体幹が落ちる

脚の筋力はスイングの土台であり、18ホールを歩く体力でもあります。下半身が弱ると後半のミスが増え、疲労から集中力も落ちます。スイング練習より先に、スクワットや片脚立ちなど「立つ・歩く」ための筋力を維持することが、スコアを守ります。

3. 回復に時間がかかる

ラウンド翌日の疲れが抜けない、練習場で打ちすぎると数日響く──回復力の低下は自然なことです。「連日の練習」より「間隔を空けた練習」に、球数を減らして質を上げる方向へ切り替えましょう。

4. 暑さに弱くなる

高齢になると体温調節の機能が低下し、のどの渇きも感じにくくなります。夏のゴルフ場で熱中症になるリスクは、若い頃より明らかに高い。夏の対策は「気合」ではなく、時間帯・服装・水分・冷却の仕組みで守る必要があります。詳しくは「シニアの夏ゴルフは何が危険か」で解説しています。

5. 目と平衡感覚

グリーンの傾斜が読みにくくなる、距離感が合わない、と感じるなら、視力や平衡感覚の変化が影響しているかもしれません。眼鏡・サングラスの見直しや、ルーティンの中に「傾斜を足で感じる」動作を入れるだけで改善することがあります。

スコアはどう変わるか

最も目に見える変化は飛距離です。ドライバーの飛距離は一般に加齢とともに落ちますが、スコアが悪くなる本当の原因は「飛距離が落ちたこと」ではなく「飛距離が落ちたのに番手・ティー・攻め方を変えないこと」です。

変化起きること対処の方向
飛距離の低下パー4で2オンしない、ロングが届かないシニアティ/フロントティの活用、ボギーオン戦略、番手を1つ上げる
ヘッドスピードの低下硬いシャフトが振れず球が上がらないシャフトをR→SR/Aへ、軽量クラブ、ロフト多めのドライバー
後半の疲労15番以降でミスが増えるカート利用、補食と水分、下半身の筋力維持
アプローチ・パットは落ちにくいショートゲームは年齢の影響が小さいここに練習時間を集中させるとスコアが安定する

飛距離が落ちても、100切りや90台は十分に狙えます。「飛ばす」から「刻む・寄せる・入れる」へ、ゴルフの設計を変えるのがシニアのスコアメイクです。

楽しみ方はどう変わるか

定年後にゴルフを再開・開始する人にとって、ゴルフは運動であり、社交であり、外に出る理由です。会社のコンペがなくなると仲間が減る、というのはよくある悩みですが、いまは1人予約やシニア向けサークル、地域の練習会など、新しい仲間を作る手段が増えています。

  • ハーフラウンド・9ホール: 体力に合わせてプレー量を調整できるコースが増えています。
  • シニアティ・ゴールドティ: 恥ずかしいことではなく、コース設計者が用意した「正しい距離」です。
  • インドア練習場: 天候・気温に左右されず、冷暖房の効いた環境で練習できます。真夏・真冬の練習はインドアへ。
  • 夫婦・親子でのラウンド: 60代の女性ゴルファーも増えています。ペースの合う相手とのラウンドは続ける力になります。

長く続けるための3つの原則

  • 体を先に守る。スイングの練習より、可動域・下半身・回復・暑さ対策。体が壊れたらゴルフは終わります。
  • 道具と設計を年齢に合わせる。シャフト・ロフト・重量・ティー・戦略を、いまの自分に合わせて更新する。
  • 仲間と環境を作り直す。会社のつながりに頼らない仲間と、季節に左右されない練習環境を持つ。

GOLF100 の使い方

GOLF100の記事は「からだ」「暑さ対策」「クラブ・ギア」「始める・続ける」「仲間・コース」の5つのカテゴリに分かれています。体・健康に関する記事は医師・理学療法士・プロが監修し、記事末に監修者と出典を明記しています。文字が小さいと感じたら、画面右上の「文字」ボタンで拡大できます。

まずは、いま一番気になっているところから読んでみてください。

この記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、個別の診断・治療の代わりになるものではありません。痛みや体調不良が続く場合、持病がある場合は、医師など専門家にご相談ください。

参考文献・出典

  1. 公益財団法人日本生産性本部 レジャー白書2025
  2. 日本ゴルフ協会(JGA) 真夏のゴルフを楽しむ皆さんへ